春うららの週末、山を越えてハイキングの終点にある梅林へ花を見に行ってきました。
このルートは以前にも何度か行ったことがありますが、梅の花が咲く時期に行けたことはありませんでした。
今年は事前に開花のタイミングを見計らって仲間に声を掛けて実行しました。
スタートの京急逗子葉山駅から森戸川林道入り口までは基本的にアスファルトの道です。
駅からバス停を過ぎて信号を左折すると、ほぼずっとまっすぐに葉山町長柄の交差点(歩道橋あり、角に眼鏡市場)まで行って左折します。
大通り沿いを歩いてヨットを扱っているSAIL FASTというお店を過ぎたら、大通りから右に逸れる形で入ります。
ここを白い車の停まっている方へ入ります。
お寺を右手に見ながら行くと川が流れており小さな橋が架かっているので渡り、もう一度橋を渡って道なりに進みます。
庭師さんのお家の壁沿いに進みます。
するとこのような立派な門が現れるので、その次の小道を左へ曲がります。
左手に保育園のある角を右へ。
左手に石像を見ながらさらに奥へ進みます。
この辺から山に入るという雰囲気になってきます。
こんな注意書きがたくさん貼ってあるゲートがあるので、右端の人ひとり通れる通路から中へ入ります。
逗子葉山駅から40分ぐらいでしょうか。ここが森戸川林道の入り口です。
ここ数年イノシシが生息しているらしいのですが、何度もこのトレイルに入っている私でも一度も会ったことはありません。
昼間に歩いている限りまず出会うことはないでしょう。
森戸川沿いの道を歩きます。
夏でも涼しい道です。
こんな感じで平坦な道が続きます。
ゲートから30分ぐらいでしょうか。
すこし広場のある林道終点というポイントに到着します。
林道終点広場の右手奥に小さな道しるべがあり、尾根→と書いてある方向へ急斜面を上り始めます。
ここまではほぼ平坦な道でしたが、ここからは山登りです。
登りきるとT字になっており、乳頭山の方へ進みます。
基本、上りが続きます。
なかなかシビレます。
道標が出るたびに乳頭山の方へ進みます。
まだまだ行きます。
ここまでずっと森の中の山道を登ることが多かったのですが、急にパッと開けて鉄塔が見えます。
鉄塔越しに東京湾側の横須賀の街と海が見えます。
逗子は相模湾側なので、だいぶ来たな~と実感が湧いてきます。
引き続き乳頭山を目指して進みます。
山頂に到着しました。
山頂からの横須賀港の眺めはなかなかのものです。
ちなみに足元は90度の崖なのであまり前に出過ぎないように注意しましょう。
さて、山頂からの眺めを楽しんだら左手方向へ下ります。
下り始めてすぐ、左手にこの標識が見えたら右手に下りる道へと進みます。
右に行かず直進するとそっちは道迷いエリアと書いてありました。
ここポイントですので見逃さないようにしましょう。
ここまでは乳頭山を目指して来ましたが、ここから先は田浦梅林とか梅の里とか書いてある方向へ進みます。
道標は今までの立派なやつではなく、こういう金属プレートだったり
木の札だったり
いかにも手作り・手書きのものだったりと、個性的になってきます。
山を越えてまで梅を見に行く人があんまりいないのかもしれませんね。
そしてここから先は乳頭山山頂からの下りになります。
下りの道も急でなかなかシビレルのです。
ロープがあるところは無理せずロープにつかまりながら下りましょう。
すると遠くに車のエンジン音が聞こえてきます。
突如としてこんな鉄橋が。
眼下には横浜横須賀道路、通称横横が通っています。
鉄橋を渡ります。
あともう少しです。
キャンプファイヤーのできそうな広場が現れると、その先はもう梅林です。
暖かい日だったので、結構人で賑わっていました。
白梅はほぼ満開でした。
8人で歩いて、ゴール地点でお花見しながら昼ご飯を食べました。
梅の花見もいいもんですね。
ひっくり返ってる人もいます。
春の日差しが気持ちよかったのか、よっぽど疲れたのかでしょう。
たぶん後者ですね☺。
青空の下、激しい上りに下り、最後に梅の楽園。
これからどんどん暖かくなっていって、楽しくなりますね。
ちなみに梅林(田浦梅の里)からJR田浦駅までの道は下の写真の通りです。
京急逗子葉山駅からJR田浦駅まで、昼ご飯の時間を除いて約4時間のトレッキングでした。
世の中はいろいろなことが起きていて、気持ちはいつも晴れ晴れとはいきませんが、それでも春はいいですね。
というわけで楽しい山歩きでした。
ではまた。
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