最近カレーを作ることが多かったので、昔インドで食べたカレーの写真を探していたら、なかなかすごかったことを思い出したのでご紹介したいと思います。
以前、会社の昼休みに行ったカジュアルな南インドカレーの人気店の紹介をしました。
今回は、ちょっとハイクラスでゴージャスなお店で食べたカレーについて書かせて頂きます。
インドに着いてしばらくの間、最高のカレーはどんなのだろう?という好奇心から、現地で最高級と言われるレストランを食べ歩いたことがありました。
そういうお店はたいてい5つ星ホテルの中にありました。
やっぱりミールスという、各種カレーと主食の粉系・ライス系がいろいろ楽しめるコースが面白かったです。
写真の真ん中左にはパラタというギー(バターを煮詰めたもの)を織り込んだクロワッサンみたいな粉もん、真ん中右はソーメンみたいな細い麺、名前は分かりません。
周りを取り囲むように並べられた、いわゆるカレーと副菜の数々。
インドカレーは日本でもいろんな味が楽しめるのでそれほど驚きはありませんでしたが、知らなかった粉もんが多かったのが新鮮でした。
ナンやチャパティに始まり前述のパラタ、油で揚げたプーリなど、結構たくさんありました。
写真はホッパー、底の丸い鍋にクレープ生地のようなものを流し込んで焼いたものです。
隣国のスリランカではこれが朝食の代表的なメニューです。南インドでも食べるようです。
こちらは、今の上皇陛下が平成25年に日印国交樹立60周年で天皇陛下としてご訪問されたというレストランで頂いたミールスのコースで、最初に出て来たスナックとチャトニという各種ソース。
ミントにココナツ、マンゴー、いちばん左は何だか忘れました。インド国旗の色そのものですね。
ちなみにこのお店、しっかりした日本語メニューもありました。
次に出て来た前菜です。すみません、これも何だったか忘れました(^▽^)/。
さすが高級店、盛り付けも綺麗です。
お代わりを頼むとこんな感じでサーブしてくれます。
カレーの類は、たいていの店でお代わり自由です。
コーヒーを頼むとこんなパフォーマンスも付いてきます。
おもてなし上手ですね。
お店の景色はこんな感じでした。なかなかに重厚です。
重厚といえば、別のホテルのお店ですが、こんなタイソウな階段を上っていくレストランもありました。
うん、やっぱりここで写真撮りたいですよね。
重厚なのは店構えだけではありません。
スパイスと油脂の量はたいていの日本人の繊細な身体には耐えられないヘビー級で、コースを完食してビールも何杯か飲んでしまうと、もうその後は二食ぐらい抜いてもまだお腹が減らない重厚なインド料理。
周りの日本人、特に出張者の中には体調を崩す人もおられました。
美味しいんですけどね。もうちょっとマイルドにしてくれたら私たちももっと食べられると思います。
そんな重厚なインド料理、インド生活後半になると多くの日本人が、むしろできるだけ避けるようになります(ここだけの話😊)。
そんな昔の思い出の話でした。
ではまた。
コメント
お腹がすいていたでしょうに、好奇心と探求心に感服です。
私も、一度だけのインド出張で、マハラジャの館で何だかんだカレーのフルコースを頂いたことがあります。今思えば、多少知識があれば数倍楽しかったとちょっと悔やまれます。
ちなみに、支配人曰く、「大抵のカレーはある」との話で、カツカレーは?と聞いて、笑顔でI am sorry..と返されましたが、多分、ひんしゅくを買ちゃったでしょうね。
カツカレー!本音はそういうのが食べたかったですね~。