かたまり肉を美味しく焼くことは男の料理の永遠の課題です。
低温でじっくり火を入れる低温調理、ダッチオーブンで作るアウトドアスタイルなど、調べると多種多様なレシピが出てきます。
タコ糸で縛った状態の豚のかたまり肉が近くのスーパーに常時売っているので、今回それを使って酒のつまみ用とタコス用にローストポークを作りました。
今回の作り方はフライパンとオーブンを使って短時間でジューシーに焼くというのがテーマになっています。
材料
- 豚かたまり肉(肩ロースなど) 400g
- ローズマリー 2枝
- 塩(岩塩かハーブソルト) 12グラム(肉の3%が目安)
- 砂糖 小さじ1
- おろしニンニク 焼く前の肉にまぶす用に適量
作り方
タコ糸で縛った豚肉に塩とニンニクをまぶし、ローズマリーを挟み込みます。
ローズマリーを細かく刻んで塩に混ぜてからまぶしても構いません。
ラップで全体を包んで冷蔵庫で一晩寝かせます。
翌日、冷蔵庫から取り出したら焼く前に30分強ほど置いて温度を室温に近づけます。
こうすることで肉の中心まで火が通りやすくなります。
フライパンに油を引いて温め、中火で肉の表面に焼き色を付けます。
肉を裏返したりフライパンの側面に当てたり立てたりして、表面全体にしっかり焼き色を付けます。
焼き色が付いたら160度に余熱しておいたオーブンへ入れて15分焼きます。
時間になったらオーブンから出してすぐにホイルで二重に包みます。
このまま、オーブンで焼いた時間と同じ15分間室温で休ませます。
休ませることで肉の外側の熱が中心部に柔らかく行き渡りじわじわと火が通ります。
焼きあがった肉をスライスすると、このようにきれいなピンクの断面になっています。
写真は冷やしてからスライスしたもので、ビールのおつまみにバッチグーです。
焼き立てで食べても、とても柔らかジューシーで美味しいです。
焼き立ての肉中心部はかなり赤みがかっていて、少し赤い血が滲んでいたりしますが、食べても大丈夫でした。
心配な人はもう少しオーブンの焼き時間を伸ばしたり、スライスした後でフライパンで表面をさっと炙るのもいいでしょう。
あまり加熱し過ぎると肉は固くなりジューシーさも低下してしまうので注意しましょう。
【ミートデリニクラウス】 【Pocket Sommelier(ポケットソムリエ)】
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