暑い夏は涼しい山小屋でBBQ 厚切りステーキ肉を美味しく焼こう!

肉料理
美味しいお肉焼いてます~

連休後半の土日、時々お世話になっている山小屋へ行ってきました。

渋滞を避けて朝早く出て午前中に到着しました。

着いたらいつも、ゆっくりコーヒーを淹れて一息つきます。窓の外の緑を見ながら頂くコーヒーは格別です。

標高1,000メートルの高地にあるので空気が平野部とは全然違います。

高湿度で気温30度越えの猛暑から20度前半の春のような別世界に短時間で来られるなんて、幸せだなあと思います。

ここに来ると、基本的に「何もしないことをする」ことにしています。なので昼寝しました。(^▽^)/

起きたら木陰のデッキで緑に囲まれながらぼーっと過ごす。最高です。(^▽^)/

夕方になったら近くの温泉へ行きました。最高です。(^▽^)/

お腹が減ってきたのでそろそろ夕食の準備にかかります。

ビールを飲みながら、前菜の生ソーセージと畑の野菜を焼き始めます。いぃ~匂いです。

野菜も食べましょう。畑のミニトマトにモツァレラと畑のバジルを乗せてカプレーゼ。ぅんまいです。

本日のメインはこちらのお肉。ニュージーランドの緑の牧草を食べながら育ったグラスフェッドビーフのリブアイです。

1ポンド(約450gステーキ肉の塊肉を2つ、ちょっとお値段が張りますが連休スペシャルということで奮発しました。

デカい!ワイルド!でもヘルシー!BBQを盛り上げろ!【ミートガイ】

事前に厚切り肉の美味しい焼き加減にする方法を予習しておいたので、ここで実践します。

ここで言う美味しい焼き加減とは、

  • 柔らかくジューシー
  • 外は綺麗な焼き色で焦げたりしてない
  • 中はミディアムレア均一なピンク色の綺麗な断面
  • 美味しい肉汁は肉の中に閉じ込めて、血が外に染み出たりしていない

という姿を目指します。

まず、冷凍のお肉を解凍しておくところから始まります。

前の晩から冷蔵庫でゆっくり時間をかけて解凍しておいたものをクーラーボックスでここまで運び、山小屋の冷蔵庫に入れておきました。

次に、分厚い肉の場合は特に大事な、焼く直前に常温にしておくというステップがあります。

冷蔵庫から出してすぐ焼き始めると、肉の外側と中心部で温度差が大きいまま焼き始めることになり、表面は焦げているのに肉の中心部はまだ生焼けといった残念な結果になってしまいます。

なので焼き始めの30分ぐらい前に冷蔵庫から出して外気(といっても涼しいので20度台前半)の中で常温へと近づけます。

パッケージを開けて下ごしらえをします。

肉の表面にナイフの先端で浅く格子状の切れ目を入れて筋を切ります。

そうしたらステーキ用スパイス塩を、高い位置からやや強めに満遍なく振りかけます。

厚さ4センチはあろうかという厚切り肉なので、それに見合う塩分ということを意識しながら下味を付けます。

下味を付けてから涼しいところでさらに10分ほど置きます。

いよいよ焼き始めますが、その前にBBQコンロの片方半分に炭を寄せて、もう片側には炭がない状態を作っておきます。

そして1塊を炭エリアの上に、もう1塊を炭の無いエリアの上に置きます。

何をやっているかというと、二通りの焼き方を試してみています。

一つは最初に肉の表面に焼き目を付けて肉汁を閉じ込めてから、火から遠ざけてジワジワ中に火を通していくやり方。

もう一つは、最初は遠火で肉の中心部分まで低温で火を通していって、最後に強火で表面に焼き目を付けるやり方。

どちらも中まで火を通すことと、表面にきれいな焼き目を付ける点では同じです。

どちらがより美味しいか食べ比べてみようという試みです。

仕上げに入っています。左側が最初に表面を焼いて後から中までゆっくり火を入れて仕上げるやり方、右側が最初はゆっくり火を入れて最後に表面を焼いて仕上げるやり方です。

火から上げたらまだ終わりではありません。

アルミホイルに包んでしばらく肉を休ませます。

二つの塊を上下に重ねたものを二重のアルミホイルで包んで5分待ちます。

こうすることで表面付近の余熱が中心部分までしっかり伝わることで火の入り方にムラが無くなり、肉汁は完全に肉の中に閉じ込められます。

見てください!きれいで均一なピンク色、美味しそうな焼き具合です。

大きめにカットした肉を一切れ口の中に入れて頬張ります。

口の中がいっぱいになるぐらいのワイルドなカットですが、それぐらいで食べたいような美味しいお肉です。

柔らかくてジューシー、脂の乗り具合に塩加減もちょうど良かったです。

まさに心に描いていた完璧な焼き具合と言っていい出来になったと思います。

最初にゆっくり火を入れて最後に焼き目を付けた方が、柔らかさとジューシーさが若干勝っていたように思いましたが、結局どちらもメチャクチャ美味しかったです。

好みによってはもう少しレア寄りでもよかったかもしれませんが、十分満足な焼き上がりとなりました。

ビールとレモンハイがどんどん進み、静かな山の夜は更けていくのでした。

ということで今日はこの辺で。

ではまた明日。

コメント

  1. オスロマルカ より:

    美味そう!
    これは直ぐにトレースするしかありませんね。
    それにしても、高原の爽やかさと涼しさは、良いなぁ。

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