私が20代から30代前半のころ、仕事の舞台は主に中南米でした。
ブラジルに3年、パナマに3年、駐在員として住みながら仕事をしていました。
出張や旅行で近隣の国へよく行ったものです。
このうち料理が美味しいことで印象的だった国の一つがメキシコです。
今日、近所のスーパーで買い物をしていた時たまたま見かけたメキシコのビール、昔よく飲んだ銘柄だったので懐かしく思い出していたら、にわかにメキシコ料理が食べたくなりました。
メキシコ料理と言えば、とりあえずタコス。
厳しい残暑にぴったりです。
この前の土日にミニトマトの木を片付けがてら、大量に収穫した名残の旬を使ってワカモレとサルサを作っていきます。
材料(3~4人分)
- アボカド 3個
- レモン汁 大さじ1~適量
- ミニトマト 10個程度
- 玉ねぎ 半分程度
- パクチー 1/2カップ程度
- 塩 小さじ1/2~適量
- クミンパウダー 小さじ2
- チリパウダー 小さじ1~
- お好みで隠し味にナンプラー 小さじ1程度
- お好みで隠し味にガラムマサラ 小さじ1程度
量が曖昧ですみません。いつも自己流で味を見ながら調整していくため正確に測ったことがないのです。
作り方
アボカドを半分に切って種を包丁で空手チョップして捕まえて外し、皮をむいてぶつ切りにしたものをボウルに入れます。
そこへレモン汁(ポッカレモンのようなものが便利です)を大さじ1程度回しかけ、大きなスプーンかマッシャーで潰しながら混ぜます。
アボカドがだいたい潰れたら、その他の材料を入れて混ぜ続けます。
塩以下の調味料は、最低限の量を入れて味をみて、塩味やパンチが足りないようなら各種調味料・スパイスを少しずつ足して好みの味まで持っていきます。
しょっぱくなり過ぎると後戻りできないので注意しましょう😊。
あと、最初の段階でアボカドにレモン汁をしっかりまぶすことと、茶色系のクミンパウダーなどのスパイスを入れすぎないことが色鮮やかに仕上げるコツです。
はい!出来上がりました。
切って混ぜるだけ。後はあなたの味覚が頼りの料理です。
ミニトマトと玉ねぎとパクチーが余ったので、そこに畑のシシトウのみじん切りを足して、さらにレモン汁と塩とタイの青唐辛子プリッキヌーのみじん切りを加えて、サルサを作りました。
ちなみにスペイン語でサルサはそれ自体がソースという意味です。
こちらも量は味を見ながら、ほど良いと思える好みの味になるように調整してください。
ラテン系の説明でホントごめんなさいね。
タコスの皮は焼いて冷凍になっているものを買ってきました。
タコスはお肉系があった方がだんぜん美味しいので、前の日に仕込んでおいたローストポークを入れてみました。
チキンでもビーフでもひき肉でも大丈夫、味付けは塩コショウでOKです。
写真のようにタコス皮の上に置いて
巻き巻きして、ガブっと恵方巻の要領で食らいつきましょう。
焼いたお肉とこのワカモレは抜群の相性です。
そこへサルサのピリ辛が良いアクセントとなって絶妙のマリアージュとなりました。
ビールもぐびぐび進んじゃいますよね~。
というわけでアスタマニャーナ~(また明日~)
コメント
粉物(炭水化物)で肉や野菜を包んで食べるスタイルは世界中にあり、訪れるたびに興味を惹かれます。その中で、サルサの魅力って正直良くわからなかったけど、”そういうことか!”と啓示を頂きました。
クレープとか春巻きとかタコスとか、美味しいですね~。