旬のイワシでワインの友　シチリア料理ベッカフィーコを作りました

このところどういうわけか土曜日になるとどうしてもワインが飲みたくなります。

特に先週は好きな料理動画チャンネルを見ていたら美味しそうなイワシのシチリア料理をやっていて、これに酸味と果実味の効いた冷たい白を合わせたら最高だろうなぁ、と水曜日ぐらいから考えていました。

そんな流れで作ったのがこのベッカフィーコという料理です。シチリアにいる鳥の名前だそうです。形が似ているかららしいです。見たことないから分かりませんけど。

さて、作っていきましょう。

これはイワシで巻く中身に使うパン粉と砕いたナッツです。本当は松の実を使うそうですが手元にあったミックスナッツで代用します。

これを中火できつね色になるまで煎ります。絶えず混ぜていないと焦げるので気を付けましょう。

いい色になったら一度バットに上げて粗熱が取れるまで冷まし、レーズンとイタリアンパセリを加えます。

後でイワシで巻く時のフィリングになるので、オレンジの絞り汁（今回はオレンジジュースを使いましあt）とオリーブオイルを加えて、俵型に丸められるぐらいにしっとりさせます。

ではベッカフィーコを作っていきます。オレンジの薄切り（今回は冷蔵庫にあった大きなレモンを使いました）とイワシの開いたものを用意します。

握り寿司の要領で、右利きの人は左手にイワシを持ち、右手にフィリングを丸めていきます。

イワシにフィリングを乗せて巻いて行きます。

巻いたらしっぽを上にしてつまようじで止めて固定します。オーブンのトレイの上に並べます。

レモンの薄切りを挟んでいき、塩を強めに振りかけて、残ったフィリングを散らし、オリーブオイルをまんべんなくかけてから180度で15分焼きましょう。

ジューシーにこんがり焼けたイワシの塩味と脂が、レーズンとオレンジジュースで少し甘めのフィリングに移ってレモンの酸味も相俟って絶妙のハーモニーを奏でます。

このワイン、近くの店に売っていていつか飲みたいと思っていましたが、この料理にバッチリでした。手ごろで夏向き、すごく美味しかったです。

最後に材料を書いておきます。

最後までお読み頂きありがとうございました。

ではまた。