釣り魚で中南米料理セビーチェ　フランス・ロワールの爽やかな白と合わせました

久しぶりに釣りをしたくなり朝4時に起きて出撃しました。

カヤックで海岸を出発して20分ほど漕いだ先で釣り糸を垂れると、すぐに強烈な青物の引きがありました。

ドラグを絞り過ぎていたせいもあり、デッキに置いていた竿が海中に引きずられて水没するしてしまったのには驚き過ぎて目が点になりました。

気を取り直して竿を握ろうとしたらすでに水の中、かろうじてデッキに固定してあったカラビナに首の皮1枚で引っかかっている釣り竿を手繰り寄せてなんとかタックルを救出、リールを巻き始めます。

そいつの強烈な引きは続いています。落ち着いてやりとりしながら徐々にその大物を水面近くまで巻き上げてきました。

40センチ近いと思われるカンパチが横を向いて力なく水面に浮いています。

ヨシっ！勝ったとニンマリ、たも網を握ったその瞬間、針から外れてそいつは海中へ一目散に逃げていきました・・・。

逃がした魚はデカい・・・トホホ。

気を取り直して再度釣り糸を垂れるとまたグンと竿がしなりました。

今度はさっきよりだいぶ優しい引きですが、それでも青物らしく元気よく竿をしならせます。

今度は無事ランディングまでもってくることができました。

今回はカンパチではなくブリの子供ワカシでした。

ややかわいいサイズでしたが、今季初の定番青物に満足して家に持ち帰りました。

ワカシを三枚に下ろして一口大にカットしたらライムの絞り汁で軽く締めて、天然塩と白コショウ・ピンクペッパー・コリアンダーを挽いて振ります。

オリーブオイルを少し加えて、時々味見をしながらトマト・黄パプリカ・ピーマン・玉ねぎ・パクチーと和えればできあがり。

釣った海の幸と畑の野菜で作るカンタン美味しい中南米の生魚料理、セビーチェで一杯。

程よく冷やしたフランスはロワールの爽やかな白、サンセールを合わせました。

美味しくないわけありませんね。

塩水に浸かったリールがちょっと心配ですが、忘れて舌つづみを打った夕べでした。

次は大物を家に持ち帰りたい！

それではまた。