瀬戸内海に浮かぶ大崎上島の旅|柑橘の島の早朝散歩は絶景だった! 

伊予柑の畑越しに瀬戸内海と四国を望む

島について二日目の朝、みんなで5時半に起きて朝の散歩に出かけました。

空気はヒンヤリと冷えて澄み切っています。

まだ日の出前ですが空は次第に白んでいきます。

海は凪、港の鏡のような水面に浮かぶ小さな船。

何もかもが風情に満ちています。

まだ薄暗い海辺の道を仲間とてくてく歩いていきます。

いつもの私の生活スタイルからすればだいぶ早い時間ですが、何人か同じように散歩している人に会いました。

みなさん早起きですね。

日の出と共に目覚め、日暮れと共に床に就く。

理想形です。

道すがら見つけた病院。

離島で万一のことがあっても頼りになりそうです。

病院でさえも風情がありますね~。

海沿いから逸れて山道をゆっくり上って行きます。

さすが柑橘の島、山の斜面には様々な果樹が植えられています。

こちらは大きな実を付けた伊予柑の木です。

遠くに見えるしまなみが朝焼けに染まり、柑橘の林とのコラボが実に素敵です。

こちらはみかんの木です。

無造作に作られた柵がオレンジ色の朝日を浴びて、なにげに絵になっています。

その隣はハヤトウリでしょうか、やっぱりイイ雰囲気。

朝日の当たる丘に古民家が何軒か立ち並んでいます。

その一つはフランスから来た人のお家だそうです。

遠い異国からわざわざ日本の離れ小島へ来て、それも奥の奥、坂をずんずん上った先のこちらの場所に住まうとは。

こんなに素敵な景色を毎日眺めていたら、一生ここで暮らそう、なんて気にもなるのでしょうかね。

そういえばどことなくヨーロッパの山里の風景に似ているような気もしてきました。

オリーブの木もありました。

地中海性気候ですからね。

雨が少なく乾燥した気候が、柑橘類やオリーブに向いているのだと言います。

レモンもたわわに実っています。

大きくて立派なレモンです。

この時期はまだグリーンで、皮はめちゃくちゃフレッシュな良い香り。

峠を越えて下りに入りました。

平地に下りて来ました。

みかん畑の向こうに小高い山。

大らかで心休まる景色です。

こちらは平地から山の上の果樹園に肥料などを運んでくれるトロッコのような装置。

湯河原や箱根あたりでも見たことがあります。

四国の松山出身の仲間が、モノラックというのだよと教えてくれました。

線路が一本で、山肌に沿って木々の間を上っていくように設置されています。

これに乗って、みかん山に上ったり下りたりしたら楽しそうですね。

子供などは大喜びしそうですけど、人を乗せるようには作っていないのでしょうね。

ひとしきり歩いて宿泊地に辿り着きました。

すると前庭にお客様が。

人生の大先輩のお姉様方で、オーナー氏と一緒に毎朝ラジオ体操をされているそうです。

毎朝絶景の海と山の道を1時間強ハード散歩して、帰ってきたらラジオ体操、それも第二まで。

長生きするのにはわけがあるんですね☺。

私も将来そんな素敵な暮らしができるようになりたいです。

さて、今日はこの辺にしておきましょう。

島の滞在記はまだまだ続きます。

ではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました