ミントの進撃 オシャレで美味しいミントシロップのドリンク

家庭菜園
元気なミント、まだまだ広がるよ~

今朝も畑へ定期巡回。2月に友人から一株分けてもらって植えたスペアミントの赤ちゃん苗がちょっと見ないうちにすっかり立派な若者になってどんどん領土を拡大中、さらにこれからまだまだ進撃するからね~、といった勢いです。ミントは強いので周りが一面ミントになっちゃうから気を付けて、とは言われていましたが、植えた場所はもともと雑草が生い茂って手が付けられなくなっていたところなので、冬のうちに雑草をきれいに抜いておいて、代わりに雑草並みの生命力を持つミントを生い茂らせて雑草を駆逐してもらおうという目論見で投入したということなのです。だからOK。(今のところ・・・)

さて、ミントといえば今までたくさん育っても大量に使うことがあまりなかったので、どうしたものかと考えていました。思いつくのはせいぜいミントティー、カクテルのモヒート、お菓子の彩りとしてちょっと乗せる、とかそんなところでした。でも実は一度作ってみたかったものがありました。昔フランスに住んでいたことがあって、その時によくカフェで頼んでいる人がいたのがMenthe a’Leau(ミントシロップの水割り)です。自分で頼んだことはありませんでしたが、飲んでいる人が美味しそうでかっこよかったので、それを自家製ミントを使ってナチュラルな製法で作ってみたいと思って今回やってみました。

作り方は簡単。鍋にたっぷりのお湯を沸かす→火を止めたらすぐ、お湯をわかす間に水洗いして水気をふき取っておいたミントをたっぷり入れる→鍋に蓋をして常温になるまで放置する、その間ミントの香りと色が水にしっかり移る(ここまではミントティーそのものですね)→一度ペーパータオルをざるに当てて濾すことで細かい汚れを落とす。→別の鍋に適量の水に適量のグラニュー糖を加えて煮立ててガムシロップを作る→ミントの香りと色が移った液体にガムシロップを加えて熱湯消毒した瓶に移す(ガムシロップを作らずにグラニュー糖を最初からお湯に入れておくレシピもあるようです)。瓶に移す時にはさきほど香りを移すのに使ったミントの葉を何枚か入れておくとさらに香りが深くなる→冷蔵庫で保管して、飲むときはグラスにたっぷり氷を入れて水か炭酸水でちょうど美味しいと思う濃さに割って頂きましょう。レモンやライムを絞るか入れても美味しいと思います。それをラム酒やウォッカなどの蒸留酒で割るとモヒート風になりますね。食前酒なんかにいいのではないでしょうか。実際に飲んでみたところ、作りたてよりも一週間以上冷蔵庫で寝かせた後の方がまろやかで味わい深くなりました。

「ミントシロップ」で検索するとレシピがいろんなサイトに出ていると思います。分量も好みによって様々なので、いくつか比べてみてこれと思ったレシピの分量で作って頂くとよいと思います。これからの季節、さわやかなMenthe a’Leau(発音は”マンタロー”と聞こえるのでなんだかおしゃれ感がちょっとあれですが・・・)で、気持ちよく晴れた春の日の午後など、優雅なおうち時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

上の写真の右がミントシロップ。左は瀬戸内に移り住んだ友人から頂いたレモンを使ったリモンチェッロの作りかけです。リモンチェッロについてはまた後日、何か書かせていただきたいと思います。

今日はそろそろこの辺で。

ではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました