今朝は気持ちよく晴れていたので仕事の前に海岸へ散歩に行きました。風は少しありましたが太陽が燦燦と降り注ぐキラキラした春の海でした。海にはSUPが2-3人、海岸には投げ釣りの釣り師が2人、シャドー空手をやっている人、何やら拾っている人、走る人多数、動画を撮りながら何やらずっと話している人（YouTuber？）、砂浜で座禅を組んでいる人、いつもと同じかなり自由な雰囲気です。私は波打ち際をてくてく歩いては写真を時々パチリ。富士山は少しかすんでいましたが上の方はきれいに見えました。
今住んでいる街に移ってきたのはちょうど１０年前、若い頃に遊びに来て以来、いつかこんなところに住めたらいいなぁと夢見ていました。引っ越して来てまず始めたのはシーカヤックです。川のカヤックを学生時代にやっていて、その頃、海にもカヤックってあるんだと何かの本で読んで気になっていました。社会人になってずいぶんと時間を経てこの街に住む機会に恵まれ、人の縁にも恵まれてシーカヤックを始めるまたとないチャンスが訪れました。
シーカヤックというのは波やウネリに強く航行性に優れた構造になっていて、うまく操船する技術さえ身に着ければ基本的にあまりひっくり返ったりしません。万一ひっくり返っても訓練していれば起き上がることができます。小さな船ですが意外と安定していて、ある程度の外洋にも出ることができます。一緒にやっている仲間の中には５０キロから１００キロの外洋を無上陸で一日のうちに岬の端から隣の岬の端まで漕いだり、遠く離れた島に渡ったり、日本一周したり、極め付けはなんとオーストラリアから日本（だったかな？）まで漕いでしまうすごい人もいます。私はそんな大それたことはできません。もっぱらシーカヤックで釣りをします。
カヤックのコックピットの狭いスペースで竿と仕掛けを操るのは最初は大変でしたが、何年もやっているので落ち着いてできるようになりました。今までにカヤックフィッシングで釣れた魚をいくつか挙げると真鯛、鰹、鱸（シーバス）、太刀魚、ホウボウ、ハタ、マルイカ・・・等々です。どれも釣って楽しい、食べておいしい魚なので、朝釣って昼捌いて夜料理して一杯やりながら食べる、みたいなことができるのです。これが私のいちばん好きな休みの過ごし方で、そんなことができた日はシアワセを全身で噛みしめながらお酒に酔いしれて一日を終えることができます。
とはいえ残念ながら今年はまだ釣果らしい釣果に恵まれていません。春は釣りシーズンの始まりです。暖かくなってきたし、そろそろ釣果爆発と行きたいところです。今朝散歩していた時にシロギスの投げ釣りをしていた人に話しかけたら、今年はまだあんまり釣れないと言っていました。毎年ゴールデンウィークぐらいからシロギスが海岸近くに湧き上がるように寄って来て、餌を落とせばすぐ釣れるといったウハウハな状態になることが多いのです。私はすでに今年カヤックから二度キス釣りにトライしたのですが、まだ通算わずか１匹しか釣れていません。キス天の山盛り、そろそろ食べたい！
もうすぐゴールデンウィークです。そろそろあのキスが湧き上がるような状態にならないかなぁ、と今から楽しみです。キスが釣れるようになればそれを食べに来るヒラメやマゴチなんかも釣れるようになります。仲間はもう釣っているのですけどねぇ。まだまだ修行が足りないようです。釣れたら何か作って書かせて頂きたいと思います。
そろそろこの辺で。
ではまた。
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