真竹(まだけ)タケノコ掘り 孟宗竹・淡竹・真竹の旬と違い

山の恵み
真竹のタケノコたくさん掘れました

京都から日曜日の未明に帰ってきて、そのままバタンと寝て朝9時にようやく目が覚めました。カーテンを開けるといい天気です。

一日行かなかったらやっぱり気になり畑へと向かいます。今日はアイコの第二陣を植え付ける予定です。車に積んで植え付けようとしていると、タケノコ名人のSさんからSNSのメッセージが。

「真竹掘りに行きませんか?」と。5月になれば真竹のタケノコが掘れると聞いていたので目当ての場所に以前何度か見に行ったのですが、いずれもタケノコはみつからず。

聞くと昨日ほかの仲間と探しに行ったらたくさん掘れたとのこと。短い旬のチャンスを逃してはいけないということで、アイコの定植を中断して名人とその場所へ向かいます。

鬱蒼と茂る真竹の林。名人によるとタケノコとして食用にされる竹は主に孟宗竹(もうそうちく)、淡竹(はちく)、真竹(まだけ)の三種類とのこと。

春先に採れてお店に盛んに並ぶ大きなタケノコは孟宗竹、続いて細い淡竹が出て、5月から6月にかけて旬を迎えるのが今回堀りに行く真竹。

真竹の特徴は節のラインが二本になっていることだそうです。なるほど確かにそうですね。名人はどこにどの種類の竹が生えているか頭に入っているので、私はただただついていきます。

ありました。だいぶ地面から出ていますが、15センチから30センチのものが美味しいそうです。たくさん生えているので見つけるのは簡単でした。

スコップを使って周りを掘って、根元から折るか鋸で切ります。楽しい楽しい。前からこれやってみたかったんです。

10本ぐらい採れました。半分ご近所さんに配って私は5本頂きました。さて、タケノコは鮮度が大事。掘ったそばから下ごしらえをします。

名人に捌き方を伝授して頂きます。まず先端を斜めにこのようにカットします。

先端の切り口を上に向けて、縦に真っすぐ切り込みを入れます。

切れ込みから皮をはがします。簡単にはがれます。

次にアク抜きします。大きな鍋(写真はダッチオーブン)にお湯を沸かし、皮をむいたタケノコと米糠を投入、ふたをして1時間ほど茹でた後火を止めて何時間か放置します。

真竹は孟宗竹ほどアクがなく、アク抜きしないで食べる人もいるくらいだそうです。1時間は結構長い方かもしれません。

ここからは奥さんがやってくれました。美味しい土佐煮の出来上がりです。孟宗竹のタケノコよりも少し硬めですが、味はこちらの方が深いように思います。

またまた季節のご馳走、頂きました。身近に先生が何人もいるおかげで春は次から次へと旬の食材が手に入るのでとても楽しいです。まことにありがたい限りです。

今日はここまで。

ではまた明日。

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