標高1000メートルで収穫した実山椒で ちりめん山椒と山椒オイルを作りました

ご飯の友
この時期に珍しい実山椒が手に入りました!

夏休み~!ということでいつもの山小屋へ行ってきました。

富士山きれいです。台風一過で空気がいちだんと澄んでいます。

山椒の実です。この辺では山椒の木があちこちに自生しているのですが、実がなっている木を見たことがありませんでした。

そんな時頼りになるのが自然に生えている食べ物にめっぽう詳しい友達、当ブログにも以前登場したことのあるタケノコ師匠が見つけてくれました。

付近を探し回って3本見つけましたが、実の付いている木はどれも背丈より高く育った木でした。

ある程度の大きさに育った木でないと実は付かないのですね。

山椒の木は自宅の近くにもあるのですが、実がなるのは5月から6月ぐらいがシーズンです。

8月も半ばの今、手に入るとは思っていなかったので驚きでしたが、考えてみればここは標高1000メートル、気温は6度ぐらい低いことになります。

季節の歩みが遅い分、時間差で手に入れることができました。

こちら👆が山小屋へ持ち帰った山椒の実と枝です。

ちなみにすぐ近くにあったよく似た木に、同じような実がなっていたのですが、匂いがだいぶ違います。

こちら👆は犬山椒と言って、いい香りのお馴染み山椒とは別物です。注意しましょう、とタケノコ師匠が教えてくれました。

さて、調理してゆきます。

山椒の実を木から外して小さな軸も取り去ります。これがちょっと根気のいる作業です。

きれいに実だけになったら水洗いして沸騰したお湯で4分ほど茹で、ざるに上げて新しく入れた冷水に2時間さらします。

さらす時間は長ければ長いほど辛みがなくなるといいます。

茹でて水に2時間さらした実山椒です。

これを使ってちりめん山椒を作ります。

ちりめんじゃこ 材料・作り方

  • ちりめんじゃこ 70g
  • 上記の下処理をした実山椒 15g
  • 酒 100ml
  • 醤油 大さじ1と1/2
  • みりん 大さじ1
  • 砂糖 大さじ1/2

酒・醤油・みりん・砂糖をなべに入れ、弱火で加熱します。

沸騰したら弱火にしてちりめんじゃこを入れて2分炊きます。

次に実山椒を入れ、6分ほど弱火で汁気がほとんどなくなるまで炊いたら完成です。

続いてもう一品、実山椒オイルを作ります。

山椒オイル 材料・作り方

  • 実山椒 15g
  • オリーブオイル 50ml
  • 塩 軽くひとつまみ

これらの材料を鍋に入れ、弱火で10分ほど加熱したらできあがりです。簡単ですね。

調べたら、弱火で10分を省略して、下処理した実山椒をそのままオイルに漬けるだけのレシピもあるようです。

火を入れると実山椒本来の香りは少しマイルドになるように思います。

実山椒がたくさんあれば、どちらも試してみたいと思います。

こんな感じでビン詰めにしました。

ちりめん山椒は最高のご飯の友に、実山椒オイルはカルパッチョやお肉料理に使いたいと思います。

今日はこの辺で。

ではまた。

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