グリーンピースご飯が食べたくて

家庭菜園

妻がグリーンピースが好きなので、春にグリーンピースご飯を食べたいと思い去年の12月からグリーンピースを育てています。植え付けてすぐはこんな感じでした。秋ジャガの収穫もこの日やっていたのですね。

寒さには強いのですが冬の間は成長が遅く、なかなか大きくならないなあと思って放置していたら3月初旬ごろからメキメキ生育して花が咲き、3月末ごろから平べったい豆の鞘ができはじめました。

まずは初物、ということで最初はサヤエンドウとして、炒め物やお味噌汁の具にしたり、そのままさっと茹でて塩やマヨネーズをかけてシンプルに頂いていました。色鮮やかで歯応えよくビールのアテにも最高です。

しかし待てよ、育てているのはサヤエンドウじゃなくてグリーンピースだ、と思い直して鞘が大きく膨らむまでじっと我慢して見守ることにしました。

そんなある朝、いつも通り畑へ行ってみると、なんということでしょう!ちょっとふくらんできた豆たちが無残に食い散らかされているではありませんか。

写真がややピンボケなため分かりづらいのですが、ふくらんできた豆だけ食い散らかしている何者かがいることがその時分かりました。

犯人はすぐにピンと来ました。カラスです。去年ミニトマトやキュウリを育てた時にも美味しく実った実だけを上手につついて持ち去り、近くの電線に止まって悠々と食べている姿を何度も目撃しました。

彼らは美味しいものを実によく知っています。彼らがトマトやキュウリが好きだというのは去年学習しましたが、豆も大好物だというのは、まあイメージ的に分かりますよね。

カラスがなかなか賢いというのはよく言われることですが、しかしよくもまあ明日の朝採ろうと思って楽しみにしている美味しい実だけ食い散らかして去っていくものです。

おのれ~・・・と悔しがっているところへ追い打ちをかけるように、あの声で上から目線で鳴かれると本当に憎たらしい限りです。

間違えて青唐辛子を食べて悶絶するカラスを一度見てみたいなどと考えてしまいました。ちょうど今年は青唐辛子より強力なハバネロの苗を友人から頂いたので、美味しそうなミニトマトのすぐ隣においしそうなハバネロを植えようと思っています。どちらも真っ赤ですよね?(あれ、違いますかね)

ともあれ、中長期的な対策は唐辛子作戦に決定したのですが、今目の前にある脅威からグリーンピースご飯を守るためには短期的な対策も立てなければなりません。

そこで考えたのがこちら↓、秘密のベールで完全に包んで中に何があるかよく見えなくしちゃえ、さわれなくしちゃえ作戦です。

おそらく教科書的にはまあまあNGなのだと思いますが、怒りに燃えていた私には、それまで知っていたカラス対策、釣り糸みたいなテグスを周囲にぐるっと張り巡らす方法では手ぬるいと感じました。

予想外に手強い彼らのピンポイントアタックから身を守るためには、これぐらい鉄壁のファイティングポーズを見せつけてブロックしないといけません。

あれから二週間、どうなっているかと思って今朝、久しぶりにベールを取り払った様子がこちら↓。

どうです、この凛々しい立ち姿。惚れ惚れします。この後また元通り鉄壁シールドをかぶせて安全を確保してから帰途につきました。

あと1週間もすれば美味しいグリーンピースご飯を楽しむことができるのではないでしょうか。めでたく実現した暁にはご報告させていただきます。

今日はこの辺で。よかったら明日も見に来てください。

ではまた。

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