冬ですが、春から食べていないひじきを久しぶりに食べたくなりました。
今の時季さすがに生のものはないので乾燥ひじき、石巻の井上海産物店さんの「三陸産 特上 長ひじき」を使ってみました。
「特選」のシールが光っています。
三陸と言えばワカメが有名ですが、それならひじきもきっと美味しいのではないかと思って頼んでみました。
ひじきが生えているところを見たことはおありでしょうか。
こんな風に岩場の水面付近にびっしりと生えて、波に洗われながら育つ海藻です。
実は私、湘南の海の近くに住んでいるので、春の嵐のあとに海に浮かんでいるのをシーカヤックフィッシングの帰りに拾い集めて来て、自分で茹でて食べるほど好きです。
三陸のひじきはどんな味でしょうか。さっそく料理してみました。
乾燥ひじきを水で戻す
さて、乾燥ひじきを水で戻します。
30グラム入りの袋から半分ほど取り出します。
保存できる容器に入れて水を注いで戻します。
30分経ちました。みるみるうちに水を吸ってこんなに増えました。
水を切って重さを量ったら乾燥時の8倍以上になっていました。
ツヤツヤしていて茹でたてみたいです。
ひじき煮
まずは定番のこれを作りました。
ふっくら太くて食べ応えのある上等なひじきです。
乾燥ひじきはあまり食べたとことがなかったのですが、採りたて茹でたてで食べる春のひじきに引けをとりません。
さすがは三陸石巻、岩場を叩く荒波に揉まれた天然ひじきは、本来の食感と磯の香をしっかり残しています。
素材の良さはもちろんのこと、乾燥する前の茹で方もちょうど良いのだと思います。
黒いひじきは色鮮やかな野菜と一緒にすると映えますね。
畑で収穫したての旬の茎ブロッコリーとニンジンで彩りを添えてみました。
ひじきのサラダ
もう半分のひじきを使って煮物以外のものも何か作ってみようと考えた結果、妻の強い進言に従ってサラダを作ってみました。
材料(3~4人分)は以下の通りです。
- ひじき:15g
- 畑の白菜:2枚程度
- 玉ねぎ:小半分
- 赤パプリカ:少量
- ツナ缶:小一缶
- ミツカンかんたん酢:大さじ5程度、味を見ながら調節してください
- 塩:小さじ1~
- エクストラバージンオリーブオイル:大さじ1~
- マヨネーズ:小さじ1~
白菜は細かく切って塩を振り、水が出てきたら両手でぎゅっと絞ります。
玉ねぎは薄切りにして、同じように塩で揉んで水分を搾ります。
赤パプリカは細切りにしました。
旬の白菜を始めシャキシャキとした食感と彩りのある野菜とツナを調味料で和えて、食べ応えのあるサラダに仕立てました。
ひじきと野菜の味がちょうどよく調和してとても美味しく、海藻は海の野菜だとあらためて実感しました。
ツナとの相性もバッチリです。
茹でたてみたいな食感と風味の三陸ひじき、煮物だけじゃもったいないですね。
ちなみに井上海産物店さんの通販サイトはこちら↓、ほかにもいろいろ南三陸の美味しい海の幸を扱っておられるようです。
石巻の海産物の通販サイト – 井上海産物店(有限会社井上商店) (kaisou-tuhan.com)
というわけで、美味しい「三陸産 特上 長ひじき」のご紹介でした。
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