気合を入れて作る鶏の丸焼きロティサリーチキン|Poulet Roti

料理
外カリッ中フワジューシーなロティサリーチキン

フランスはパリ郊外に住んでいた10年以上前、総菜屋さんの店先に何とも言えない良い匂いを放ちながらぐるぐる回るロティサリーチキン。

豪華で美味しいのですが実は値段はお手頃で、料理するのが面倒な時に近所でチキンの丸焼きを買って家族で切り分けて食べるのが楽しみでした。

そんな思い出のロティサリーチキンPoulet Rotiを、我が家では日本で大量の丸鶏が店先に並ぶクリスマスの時季に作ることにしています。

ぐるぐる回る機械はもちろん持っていませんが家庭用のオーブンでも焼けます。

では早速やってみましょう。

丸鶏を焼く

近所の鶏肉屋さんで丸鶏を買ってきます。

最近ではスーパーでも買えることがありますが、何となく鶏肉専門店の方が美味しいかな~と思って。

2kgちょっとのやや大きなサイズの丸鶏です。

すでに内臓は取り除いてあります。

味付けは基本的に塩で、今回はローズマリーの葉と胡椒をたっぷり塩に混ぜて合わせ調味料を作っておきました。

ローズマリー塩コショウを丸鶏の表面にしっかり塗り込んで、中の空洞にもローズマリーの枝を2~3本差し込んでおきます。

その状態で1時間ほど置いておき、塩を馴染ませると共に肉の温度を室温に近づけます。

230℃に余熱したオーブンに入れ、にんにくを3かけほど皮付きで天板に散らして、まず手羽の部分を下にして鶏を立てて片側を15分焼きます。

ここで一旦オーブンを開けて反対側の手羽を下にして、15分焼きます。

次に背側を上にしてさらに20分焼きます。

レモンソースを作る

鶏をオーブンで焼いている間にレモンソースを作ります。

まずレモンの皮をむき、それを細切りにして、それを沸騰したお湯に5秒ほど浸けてすぐに上げ、さらに細かくみじん切りにします。

パセリもみじん切りにします。

フライパンにバターを入れて弱火で熱し、溶け始めたらレモンとパセリのみじん切りを加えます。

時々フライパンをゆすりながらバターが溶けるまで加熱し、全体が混ざったらすぐに火から下しておきます。

チキンが焼き上がりました。

背側の真ん中に包丁を入れて二つ割りにします。

普通の包丁でもできないことはありませんが、できれば塊肉専用の長めのナイフとフォークが欲しいと思いました。

たとえばこんなやつ↓がいいのではないでしょうか。

盛り付けとワイン

盛り付けはじゃがいものピューレを添えて、レモンソースと、さらにオーブンの天板に溜まっていた脂(鶏の美味しいエキス満点なので捨てないで!)もソースにして頂きました。

ちなみに写真に写っているワインはサブミッション・シャルドネ、なかなかボディのしっかりした濃いめの白、チキンとの相性抜群でとても美味しかったです。

私は近くのスーパーでたまたま見つけて買ったのですが、ネットでも見つけたのでご参考までに貼っておきます。

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