秋の吉日は川辺で薪ストーブサウナ!→ととのった!→焚き火料理だ!

アウトドア
美味しかった~

秋晴れの気持ちいい大安吉日、そんな日を狙いすまして水曜日は休みを取りました。

前からずっと仲間とやりたいことがありました。それはキャンプでサウナです。

えっ?・・・。

なんのこっちゃ分からない人が多いかもしれないのでこれからご説明します。

最近一部でかなり流行っているテントサウナ(テントの中で薪ストーブを炊いてサウナにするもの)を車に積んでキャンプ場でデイキャンプすること、を言っています。

それもただのキャンプ場ではだめで、すぐ近くに水浴びができるきれいな川が流れていることが必要な条件です。

さっそく薪ストーブを組み立てています。

まあ組み立てると言っても一から作るわけではなく、煙突を継いで組むと言った方が正しいでしょう。

その横で薪を割っています。

広葉樹の硬い丸太のぶつ切りを、この蒔き割り機を使って4分割ぐらいにしてストーブに入るサイズにします。

ニュージーランドで設計されたと書いてあります。メーカーの名前は KINDLINGCRACKER.COM

世界にはいろんな会社、いろんな製品があるもんです。

普通、蒔割りは切り株の上に薪を置いて上から斧やなたで切りつけますが、この蒔き割り機は逆の発想です。

斧に相当するものが上向きで切り株に固定されていて、その上に木を置いてハンマーでブッ叩いて割る方式です。

さて、準備ができたのでサウナタイム開始です。

薪ストーブの上に専用の石を置いて、その上から水をかけて熱々の蒸気を発生させます(ロウリュと言います)。

これをやると気温が一気に上がって90℃、いやそれ以上にまで上がります。

私たちサウナーにはこれがタマリマセン。

地面にはあらかじめ水をたっぷり撒いておかないと、テント内の温度が上がり過ぎてしまうので注意が必要です。

10分ぐらい入っていると汗がダラダラ、蒸し上がります。

その後すぐに川に向かい、水浴びします。

17℃が最適温だそうですが、川の水温は17.6℃、まさにベストコンディションでした。

サウナ上がりでも最初はかなり冷たいと感じるのですが、水に浸かったままじっとしているとすぐに慣れてきて心地よくなります。

しばらく浸かったら、水から上がったらタオルで身体を拭いて、テントサウナの周りにあらかじめ配置しておいた、ゆったりとした椅子に身をゆだねてのんびりリラックスします。

すると極熱浴から極冷浴を経る過程で脳は緊張状態に置かれて戦闘状態の余韻が残る中へ、リラックスと共にやってくる副交感神経がぐんぐん台頭してきて、頭はクールに冴えているのにポワーンと酔っぱらったように気持ちいいという、不思議な多幸感に包まれます。

この状態を「ととのう」、「ととのった」と言います。

敢えてひらがなで書くのが正しい使い方のようです。

今回このサウナ→水浴び→ととのう、というサイクルをゆーっくり4回繰り返しました。

最高の秋の日で、暑くもなく寒くもなく風もないという絶好のコンディションで、「ととのい」タイムが気持ち良過ぎてウトウトしてしまいました。

サウナを堪能すると、お腹がすいてきました。

昼ご飯は、ラムチョップがゴロゴロ入っているパキスタンのカレー、カラヒです。

焚き火の上で中華鍋を振りながら作る豪快な野外料理で、強火で加熱しながら材料を順番に入れていけばできるのでアウトドアにぴったりです。

春にも一度デイキャンプでサウナをしたのですが、その時もカラヒでした。

スパイスは薬膳効果があり、辛さで発汗を促し、そして何より美味しいので、サウナめしとして高相性だと思います。

この時の飲み物はノンアルビールとノンアルレモンサワーだったのですが、サウナの多幸感が続いているのでほろ酔いに似た状態をずっと味わえて面白かったです。

お腹いっぱい食べた後は昼寝タイムです。

サウナの後は本当に気持ちよく寝られます。

この日は特に最高の陽気で、せせらぎとセミの鳴き声を聞きながらみんな揃って爆睡でした。

私の休暇に合わせて一緒に付き合ってくれた仲間に感謝しきりです。

実にシアワセな一日でした。

仕事がんばるぞー。

というわけでまた明日。

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コメント

  1. オスロマルカ より:

    とうとう食べる側(人間)も蒸し焼きにするようになりましたね!(笑)

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