早朝釣りに出た昨日の日曜日、実は午後から畑仕事もやってきました。天気がよく湿度が低い爽やかな昨日みたいな日は今の時期とても貴重、ジャガイモやタマネギの収穫には絶好のチャンスです。
というわけで畑にやってきました。まず芋を掘りやすくするためにジャガイモの茎を根元付近でカットします。こんな感じになります↓。
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そして、ビニールのマルチシートをつかんでペリペリペリと剥がします。この工程ちょっと好きです。マルチの下からきれいなジャガイモがコロコロ出て来るのはなかなか楽しいです。
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土はだいぶ乾いていますね、掘るのに良いコンディションです。イモ掘りは好きな農作業ランキングのかなり上位に入ります。見えなかった地中の芋がついに見えた瞬間がワクワクします。
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一株目から大きな芋がごろごろ出てきました。上の写真で一株分です。一つの種芋は2つか3つにカットして植え、その小さな芋のかけらから何本も芽が出て、その芽の下にはこんなにたくさんの芋ができるのです。
一つ一つの芋を大きくするために、ジャガイモを育てている初期段階で芽掻きといって小さな芽を間引くのがセオリーなのですが、私は敢えて芽掻きをあまりやらずに大中小いろんなサイズの芋ができるようにします。
小さい芋はそのまま煮物に入れたり少し茹でて丸ごとフライドポテトにしたり重宝します。中くらいの芋は何にでも使いやすいし量の調整も楽です。大きな芋はもちろん、これもありがたいです。
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去年の夏の収穫量はこれほどでは無かったと思います。品種が違うので単純比較はできませんが、マルチを張ったことと定植時期を2月中旬と早めにしたのがよかったのではないかと思います。
家に持ち帰って重さを量ったら13キロありました。植えたキタアカリの種芋は1キロでしたから13倍になりました。メークインの15キロにはわずかに適いませんでしたが充分満足です。
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キタアカリ、こぶしぐらいのサイズのものが多いです。どっしり重くて嬉しい嬉しい~。食べる前からホクホクです。
ホクホクと言えば、このキタアカリは男爵と似たホクホク系なのでコロッケやマッシュポテトなど、潰す料理にすると滑らかな食感になって非常に美味しいです。
一方、先週収穫したメークインはネットリ系で煮物に向いています。煮崩れしづらくて肉じゃがにカレー、シチューにぴったり、こちらもとても美味しいです。
ジャガイモはこのように二品種作ると、料理によって使い分けられて便利です。私はジャガイモが大好きで、秋から冬にもホクホク系のアンデスルージュ(写真左)とネットリ系のニシユタカ(同右)の二種類作りました。
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最近はホームセンターなどでいろんな品種が手に入るので、シーズンごとにいろいろ作って食べ比べするのも楽しいですね。どんな品種でも、ジャガイモは掘ってすぐがいちばん美味しいと思います。
今日はそろそろこの辺で。
ではまた明日。
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