もしかして梅雨明けた?いやまだ始まってません 青空サウナ+ビール+焚き火料理

山の恵み
焚き火で作る料理は男のロマン・・・

月曜日は休暇を取り、友達二人と連れ立って山のキャンプ場へ。青い空、そよぐ風、小川のせせらぎ・・・絶好のアウトドア日和です。

平日なのでガラ空きのキャンプサイトで、このところ静かなブームを起こしているテントサウナを楽しみます。

テントの中には小型の薪ストーブがあり、サウナストーンに水をかけて蒸気を起こすフィンランド式ウェットサウナです。耐熱素材のテントの中の気温は100度ぐらいまで上がります。本格的!

サウナに欠かせないのは水風呂。ここのキャンプ場は川辺にあって、清流を水風呂代わりにするアウトドアサウナ。山から流れ出て来る川の水がこの時期ちょうどいい温度なのです。

テントの中に海パンいっちょで入るとみるみるうちに汗が噴き出てきます。ジワジワと体の芯まで蒸しあげられていきます。もうダメ~というところで外に出て、目の前の川にジャブジャブ浸かります。

流れる冷水の中に頭ごと全身突っ込んでもぜんぜん寒くなく、むしろ気持ちいい爽快感です。しばらく水浴びを楽しんだ後、陸に上がって身体を拭き、アウトドア椅子に座ってリラックスします。

このリラックスタイムが「ととのい」の時間で、極限の暑さと極限の冷たさに戦闘モードになった脳が交感神経と副交感神経の両方を研ぎ澄ませて、集中力と心の穏やかさが両方マックスになります。

適切な時間と温度でやると、この「ととのい」タイムはえもいわれぬ多幸感をもたらしてくれます。フワ~っとして、しかも頭と身体の感覚は鋭敏に冴えているという不思議な感覚です。

これを3-4セットやるともう、心と身体は蒸し鶏のようにホロホロになってとろけてきます。自然とみんなニッコニコの笑顔になります。

サウナ上がりは何はともあれ、これを一杯。ぐびっぐびっと喉がなります。タマリマセン!さて、昼ご飯の準備にかかります。今日はラムのカラヒと山菜のサブジを作ります。パキスタンの料理です。

まずは一人の友達がサブジ(野菜のスパイス炒め)の材料を切っていきます。山から採ってきたウドの葉と茎、そして真竹のタケノコです。

スパイスを絡ませて、最後にガラムマサラをひと振り。いぃ~匂いです。

続いてもう一人の友達がメインのカラヒを作ります。豪快に焚き火の上で中華鍋を振っていきます。多めの植物油を熱してラムチョップを焼き、そこへクミンなどのスパイスを投入、トマトのざく切りも加えます。

そこへ仕上げのヨーグルトをたっぷり注ぎ込みます。これが独特の酸味とコクを生み出します。カレーとはまた一味違った野趣あふれる、ザ・男の料理です。ラムチョップは焚火焼きでも頂きます。

と言っている間にレモンイエローに輝くターメリックライスも炊き上がりました。ナンもいつの間にか焼けています。なにげに凄腕料理人の私たち(というか二人の友達)です。

いや~それはそれは美味かったですよ。サウナの後は味覚が研ぎ澄まされてただでさえご飯が美味しく感じられるのに、そこへスパイスと酸味がガツンと効いた夏の男メシ!美味しいに決まってますよね。

ひょっとして、梅雨はもう明けましたか?・・・いやまだ入ってもいませんでしたね。いつまでもこの清々しい初夏の気候が続いてくれるといいのになぁ~。

ではまた明日。

コメント

  1. ヒロ より:

    あぁ〜っ!ずる〜い!
    こんなイイ事してたんですね‼️
    まぁ、私は病院だったんですが…。

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