去年はオクラがとてもよく育ちました。オクラは八丈オクラという固定種で、家庭菜園をやっている仲間から分けて頂いた種で育てました。
1シーズンきりしか実らないF1種に対し、前年に収穫した実から種を採取して撒くとちゃんとまた育ってくれる種を固定種と呼びます。
このオクラは実の断面に角がなく丸い形をした品種で長さ10センチを超える大きさになって、それでも柔らかく美味しい良質な品種で、木の丈も2メートルを超える高さにまでなりました。
今年もあの美味しいオクラを食べたいと、去年の11月30日に採取した種を取ってあったので、それを水につけて一晩置いてから先週末に種まきしました。
オクラは夏野菜の中でも発芽温度が高く、少し遅めですが今頃の季節に種をまくのが良いようです。ひとたび芽がでたら成長のスピードが速いので大き目の育苗ポットに缶か瓶の底で窪みを作ります。
窪みができたら種を4つから5つ、少し離して蒔きます。
1センチぐらいの深さが良いそうです。土を軽くかぶせて発芽を待ちましょう。
さて次はキュウリの種を蒔きます。こちらはF1種、その名も「ずーっと採れるキュウリ」。大きな種の袋に小袋が入っていて、小袋の中に18粒入っていました。最近の種はこういうスタイルのものもあります。
キュウリは先週末に第一弾の苗を植え付けたばかりですが、今回種を蒔く第二弾は、第一弾の苗が7月末から8月初に収穫を終えたとき、第二弾がリレーのように採れ始めるようにという狙いです。
第二弾はこの前とは違う品種で、写真と通り猛暑にも負けず長い期間取れるという触れ込みですから、予定としては今種を蒔いて2か月後の7月下旬から収穫が始まり8-9月まで採れ続ける想定です。
我が家ではキュウリの消費量が多く何本あっても困りません。糠漬けにサラダ、味噌やマヨネーズを付けてもいいし、冷やし中華に梅キュウ、ちくわの中に入れたり、ピクルスやキュウちゃん風の漬物にしたり。
例年になく早い梅雨入りがキュウリや他の夏野菜の生育に悪い影響を与えないか少し心配ですが、願わくば狙い通りたくさん長く採れ続けて、なんなら第三弾をやってもいいかなと思っています。
さて明日も雨の予報です。ジメジメとうっとおしい季節になりそうですが、畑の作物にとっては大事な恵みの雨となります。時々カラッと晴れてまた何日か降ってというのがいちばんいいんですけどね。
ではまた明日。
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