今年のミニトマト栽培は、去年の反省を踏まえて二つのテーマを持ちながら臨んでいます。一つは枝が伸び放題のジャングルにならないように脇芽掻きを徹底すること。
そしてもう一つは、二本仕立てにして収穫量をアップさせることです。上手にやれば、1本で育てるのに比べて収穫量が1.5倍になるのだと言います。
二本仕立ては、木の幹にあたる主枝ともう一本、一番下で咲いた花の房、第一花房のすぐ下の脇芽だけ伸ばすことで二本に仕立てます。残りの脇芽は全部小さいうちにポキッと手折って取り除きます。
写真左下付近から右上に向かって力強く伸びているのが、第一花房すぐ下の脇芽です。もうだいぶ太く育ったので、とても脇芽とは思えない感じですが。
二本仕立てにするためには、主枝(一本目)と脇芽を伸ばした二本目に、それぞれ支柱を立てて支えてやります。上の写真右真ん中あたりに麻ひもで支柱に括りつけているのが分かりますでしょうか。
この作業をすべての株に施します。好き勝手な方向に伸び放題になりがちなミニトマト君たちの不要な脇芽を採り、伸ばしたい脇芽だけ伸ばし、支柱に括り・・・盆栽を手入れしている気分になります。
この作業をしている中で気づいたことがあります。苗を植え付けたばかりの頃に在り合わせの結束バンドで縛ったところが、主枝が太くなってパンパンにきつくなっている箇所があるのでした。
ちょっとめり込んでしまっているもののあります。これはいけません。すぐにハサミでちょきんと切ってバンドを外してやりました。代わりに柔らかい麻ひもを8の字にしてゆるく括ります。
これもだいぶキツそうです。気付くのが遅くてごめんね・・・。
すべての株の結束バンドを切って麻ひもで括り直しました。脇芽を伸ばした二本目にもしっかりした支柱を添わせて、やはり麻ひもでゆるく括ります。
結果、一株あたり支柱が二本ずつ、こんな感じにクロスした形で並びました。以上の作業を朝の忙しい時間40分ぐらいでやりました。
平日朝畑に行くのは週に2・3回、普段は水遣り+収穫したり写真を撮ったりだけなので軽いのですが、この日(週前半)はさすがにちょっと大変で、汗だくになりました。
その後急いで家に帰って晩まで仕事をして日が暮れる、そんな日々です。朝のほんの短い時間ですが通勤電車の代わりに畑仕事で朝日を浴び、フレッシュな心で一日を始められるのはありがたいことです。
というわけでまた明日。
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