日本一の和食の都 京都「御料理だんじ」さんで両親のお祝い会

和食のお店
旬の食材の数々 日本代表が全国から集まってくれました

5月最後の土曜日の朝、車を飛ばして一路両親の住む京都へ向かいました。妻と娘と私の3人で新東名をどんどん進みます。母の〇回目の誕生日と父の米寿のお祝いをするためです。

ご時世柄、去年から会いに行くのも来てもらうのも控えていましたが、道中マスク手洗いを徹底、人混みを避け、夫婦交代で運転しながら日産のプロパイロット全開で片道6時間のドライブ。

このプロパイロット、速度を一定に保ち先行車を一定の車両間隔で追従してくれる機能と、カーブに合わせてハンドル操作を支援してくれる機能が高速道路で抜群の力を発揮、思いのほか快適でした。

両親が大好きなお店、京都市北区、北大路通り沿い大徳寺前バス停近くにある「御料理だんじ」さんです。

席に着き、最初に出て来たのがこちら、右の器が水ナスの冷製、白味噌と白胡麻のソースがかかっています。左はカニのほぐし身といくらがたっぷり入った前菜です。

和食の先付とお凌ぎ、フレンチでいえばアミューズブッシュですか、いかにもお酒に合いそうなふた品でした。どちらも本当に美味しかった!

お椀はグジ(甘鯛)の潮汁、コクがありながらもすっきりしたお出汁、三つ葉の軸がアクセントになってなんとも上品なお味です。

向付の一品目は、この時期旬だというトリ貝をさっと湯通し、レアに近い食感で頂きました。これ旨かった~。あぁ、お酒飲みたい。

続いてお造り、初ガツオに大分の城下ガレイ、青森のウニ。ウニはご覧の通りトロトロの大盛り!お醤油とポン酢の二種類で頂きました。

これでもかと旬の魚が続きます。ご存じ鱧(ハモ)の落としは梅肉で。うーん、たまりません。

八寸は岡山のタコの蒸し物と大根を合わせて頂きます。タコは5分茹でて蒸し器で2時間じっくり蒸しあげた柔らか食感、添えてある大根の濃厚な味とあっさりとしたタコがよく合います。

焼き物は、長崎は五島列島のノドグロ、こんがり黄金色に焼きあがった半身を、青柚子をキュッと絞って頂きます。

こんなに立派なサイズのノドグロは初めて頂きました。五島列島のノドグロは季節を問わず脂の乗りが良いそうです。リッチな味わいを楽しめました。

〆のご飯は京都のお漬物とちりめん山椒で頂きました。赤出汁のお味噌汁がまたお上品で美味しかった。お味噌は別にお土産で頂いて来ました。

白いご飯のほかに鯖の棒寿司を作っておいてくださいました。一切れだけ頂き、残りは留守番している息子に持ち帰りました。

最後に水菓子のわらび餅を頂きました。どれだけ頂いても胃もたれしないのは新鮮で上質な食材と、手間暇かけた一流の職人さんのなせる業です。お腹は大満足しました。

こちらがご主人の入口さん、熊本のご出身、大学時代ラグビーをされていたとのこと。九州「だんじ」ですね。暖かい雰囲気のお店で一流の和食、どれも最高に美味しかったです。ごちそうさまでした!

久しぶりに子供と孫に会えて絶品の食事を味わい、両親も嬉しそうでした。たまにはこういう時間、大切ですね。

ではまた明日。

コメント

  1. ヒロ より:

    素敵なお店!
    素晴らしい親孝行になりましたね♪
    片道600kmも苦にならないなんて、プロパイロットがあると遠出したくなりますね〜!

    • umiyamakitchen umiyamakitchen より:

      ヒロさん、コメントありがとうございました。久々の遠出、ドライブも含め楽しかったです。親孝行になったかどうかわかりませんが、やっぱり顔を合わせて同じ空間で同じ時を過ごすことはとても大事だと痛感した次第です。    海山

  2. オスロマルカ より:

    その昔、NHKの磯村尚徳だったかが言ってたのは、「何事もその世界の頂点や本物を知ることが、ひとを磨き成長させる」。貧乏性でB級グルメから抜け出せない私と違い、クロシェフの所以を知った今回の名店訪問記事でした!そういえば、パリ修行経験もいつか掲載して聞かせてください。

    • umiyamakitchen umiyamakitchen より:

      オスロマルカさん、ブログをいつもお読みいただきありがとうございます。食べることばかり考えている私で、子供の頃よっぽどひもじい思いをしたのね、なんて言われちゃっています。美味しいものを美味しいと思えることは健康と幸福の証と思って、これからも美味しいものを追求していきたいと思います。             海山                          

タイトルとURLをコピーしました