毎日毎日カンカン照りで暑いので、暑い国のアジア飯が食べたくなりました。
台湾や中国の家庭料理として知られる半熟卵とトマトの炒め物。
トマトと卵しか使わないシンプルな料理ですがご飯とビールにバッチリ、そして大豊作の畑の野菜を大量消費できる一石二鳥の料理です。
それでは早速作っていきましょう!
【材料 3~4人分】
- ごま油 大さじ5(卵を炒める前に大さじ4、トマトを炒める前に大さじ1)
- 卵 5個
- 塩 小さじ1と1/2(卵の下味に小さじ1/2、トマトに小さじ1)
- 黒胡椒 適量(お好みで)
- 採れ過ぎたミニトマト 25個(トマト大なら3~4個)
- 水 大さじ3
フライパンにごま油大さじ4を入れて強火で加熱、この料理は最初から最後まで強火で調理します。
油が多いのが気になる方は少し量を減らしてもかまいませんが、卵がほとんど吸ってくれますのでできあがりは思いのほか油っぽくなりません。
ごま油の香りもこの料理の美味しさの要素になっていますので、できれば思い切って入れてしまいましょう。
大き目のボウルに卵を割り入れ、塩小さじ1/2と黒コショウ少々を入れて、塩が卵液に満遍なく行き渡るようによくかき混ぜます。
強火のフライパンに流し入れたら、フライパンの底の卵が固まってくるので、先が広いヘラでゆっくり縦にこそぎ、ゆっくり横にこそぎ、これを何回かゆっくり行います。
ポイントはここで卵を半熟以下の状態で火から上げることです。半熟以上になってしまうと仕上がりがパサパサして美味しくできません。
卵の液体部分がまだ少し残っているぐたいの状態で、バットか何かにいったん移します。
この時にも余熱でさらに卵が固まりますので、くれぐれも卵は加熱し過ぎないようにしましょう。
次はトマトです。私は畑でミニトマトが毎日どっさり採れて、毎朝毎晩使い途を考えているぐらいなのでこのように大量に使う料理は助かります。
もちろん大玉トマトで作るのも美味しくできますので、ミニトマトでなければならないわけではありません。
卵を炒めたのと同じフライパンにごま油大さじ1を足して強火にし、トマトと水大さじ3と塩小さじ1を加えます。
油がはねるので注意しましょう。横に蓋を置いておいて、すぐに蓋をしてしまえば油の飛び散りを防げますね。
このまましばらく煮詰めます。油跳ねがひと段落したら蓋を取って水分を蒸発させた方が味が凝縮しておいしくなります。
トマトによって、甘みが足りないすっぱいトマトの場合は、砂糖を小さじ1程度入れるといいでしょう。
トマトの水分が3分の1ぐらいまで煮詰まったら火を止めて、先ほどバットに移しておいた卵を入れて一体化させます。
あまりかき混ぜず、ゆるーく和える感じで。
理想は、卵はやわらかでトロットロ、トマトもやわらかジューシー、トマトから出たソースが卵に絡まってハーモニーを奏でている、という感じです。
暑い夏にトマトの酸味と卵の優しい風味が食欲をそそります。
ぜひお試しを。
ではまた。
コメント
大量消費シリーズ、イイですね‼️
どれも美味しそうです。
このトマトと卵の炒め物、簡単そうなので真似してみたいと思います‼️
是非やってみてくださ~い。