私にとって家庭菜園歴2年目となった今年の春夏シーズンは、我ながら大満足でした。
何しろ楽しくて、朝から晩まで畑のことを考えなかった日はなかったと言っても過言ではありません。
今日から何日かに分けて春夏野菜栽培の振り返りをしたいと思います。
去年の11月下旬の畑の様子はこんな感じでした。
いちばん手前、玉ねぎの苗を植え終わったばかりのウネが見えます。
今シーズンの畑の準備をスタートしたのは1月でした。
新年早々誰もいない畑で、去年の夏にコンクリートの壁沿いで伸び放題に伸びた数々の雑草の残骸を片付けて、壊れた雑草コンポストに放り込んでいくという地味な作業をしました。
その部分はひどく荒れていたので、人が入りたくても入れない、入りたくないエリアでした。
日当たりがあまりよくない所なので、どうしてもそうなりがちなのですが、見るたびにもったいなぁと思っていたのでした。
雑草コンポストは、数年前に仲間が作ってくれて長い間使ってきたものが、酷使に耐えられずついに壊れてしまいました。
畑の仲間に相談したら近くに端材をくれるお店があるというので、2月末にそこで貰ってきた木材で彼と一緒にしっかりした作りものを作ってシーズン本格化に備えました。
今思えばこの雑草片付けと雑草コンポストの新設が、今年の成功に大きく貢献したと言えると思います。
雑草を片付けることでそれまでより広い耕地を得ることができましたし、丈夫なコンポストができたことで、夏場の雑草を心置きなく抜いて溜めておくことができました。
もう一つ、準備段階でよかったことを挙げると、力を入れてやってきた作付けのプランニングです。
3月下旬、絵に描いてみようと急に思い立って作ったのがこれです。
あらためて見ると、作りや前作終わりの見通しが甘くてこの通りに行かなかったことが随分多いことに気づきます。
しかし計画をしてそれをベースに修正を繰り返していく作業は、何も作っていない場所の空白期間を小さくしたり、変なところに背の高い作物を育てることで陰になる作物の日照が悪くなるのを防いだり、いろいろ役立ちました。
手書きには手書きの味がありますが、秋冬物のプランニングの時にはパソコンで表を作って、それを修正修正しながら練り直していくことが容易にできたので、今後のさらなる効率化につながると思います。
小さな畑なので、いかに空白期間を短くするか、いかに連作障害を避けるか、これをテーマに作付けパズルを組み立てていく作業、嫌いじゃありません。
雑草を抜かない方がかえっていいのだという人も中にはおられますが、私は雑草が生い茂る中で野菜を育てるのはちょっと苦手です。
この写真は当ブログを始めて3日後、4月23日の畑です。
手前のウネ一列目が玉ねぎ、二列目はキタアカリとキャベツ数玉、三列目以降は縦横が変わりビーツ、メークイン、グリーンピースにレタス、でしょうか。
だいぶ畑らしくなってきましたね。
今日は春野菜の準備だけでだいぶ文字数を費やしてしまいました。
書いていくうちにいろいろ思い出しますね。
明日も続きます。
それではまた。
コメント
崖の下に”ビジネス戦略”を見た!
凄~い!!
あ、すみません書きぶりがちょっと仕事っぽくなってしまいましたね。本人の備忘録としても使っているのでどうかご容赦を。 海山