野菜以外の菜園の仲間たち 無限に生える雑草と勝手に咲く花々

家庭菜園
勝手に咲いてくれた美しい百合の花

この前の日曜日に雑草を抜いていたら、いつも使っていた鉄製の草刈り鎌がぐにゃりと曲がってしまいました。

すかさず反対方向に曲げ直しては草を刈り、またぐにゃりと曲がり、直し、を繰り返していたらついにポキっと折れてしまいました。金属疲労です。

除草剤など使っていないので雑草は抜いても抜いても生えてきます。どんだけ種や根が土の中に埋まっているのかというぐらい無尽蔵に生えてくるので、草刈り鎌はこうして過労で壊れてしまいます。

以前からスーパーの園芸コーナーにぶら下がっていて気になっていたこの武器、さっそく買ってきました。彼の名は草抜きホー。強そうな名前です。見かけも強そう。

パッケージには、ひとり4役、削る、集める、抜く、抜く、ん? 抜くが二回。抜くのは二等辺三角形の底辺と頂点の2パターンあるみたいです。頼もしい新兵器、さっそく使ってみました。

いちばん抜きづらいイネ科のこの草、まずは草抜きホーの最初の一撃をザクっと。

続けてもう一度ザクっと。深く入りました。

3回目のザクっとで、根こそぎ抜けました。

草抜きホー、イイですね!草刈り鎌でも抜けたとは思いますが、左手で草の首根っこを掴んで、鎌を引くのと同時に草を引っ張るのが草刈り鎌の使い方。このホーは片手で抜けるのが便利です。

雑草コンポストへポイっと。畑の仲間もみんな使っているのですぐにいっぱいになります。堆肥にするには時間がかかるし、住宅地なので燃やすわけにもいかないし。

いっぱいになるとビニールのごみ袋に入れて、一か月に一度の草木ごみの日まで待ってから捨てます。この時期草の勢いがものすごいので、雑草ごみの処理も一苦労です。

草抜きはキレイになるのが快感で、冬から春にはやり始めるといつまででもやっていられましたが、今は暑くて長い時間やると熱中症になるので短めに切り上げます。

雑草の話ばかりでは殺伐としますね。ここからは畑の隅に咲く可憐な花をご紹介しましょう。まずはコスモスです。毎年この色で、雑草と同じく種が無数に埋まっているようで勝手にたくさん咲きます。

こちらの花はヒメヒオウギズイセンというそうです。インスタに載せたらどなたかがコメントで教えてくださいました。色鮮やかで、ザ・夏の花という感じですね。

調べたら、なんと南アフリカ原産で繁殖力が強く、一度植えると何もしなくても育って花を咲かせるとあります。佐賀県では条例で移入規制種として栽培が禁止されているんだそうです!

どなたかが昔植えたのか、私たちの畑では花が咲くときれいだし、増えすぎて困るというほどは生えていないので、このままにしておきましょう。

こちらも以前どなたかが植えたのでしょうか、見事な薄桃色の百合の花です。百合はひっそりと、つぼみから一気に艶やかな花を咲かせますね。香りもとてもいいので好きな花の一つです。

去年は咲かなかったと思いますが、今年は周りの雑草を冬に徹底的に刈って、そのあと牛糞堆肥をあちこちに撒いておいたのがよかったのでしょうか。草抜きのご褒美をもらえたみたいで嬉しいです。

今日はこの辺で。

ではまた明日。

コメント

  1. オスロマルカ より:

    確かに、草取りは変な達成感と、終わった後の爆睡と幸福感はありますね。
    しかし、一度で十分!・・とも思っています。除草剤は使いたくないので、早々に電動草刈り機を注文しようかな。

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