ゴーヤが次々に採れて冷蔵庫で存在感を増しています。
ゴーヤチャンプルーは美味しいのですが、何回も作るとさすがに少し飽きてきます。
かといってチャンプルー以外のメニューはなかなか思い付かない、作っても美味しいかどうか自信がない、というのが正直なところで今まで作ったことがありませんでした。
今回そこを敢えて攻めてみようということで、思い出すのが数年前まで仕事で住んでいたインドのマーケットでも売っていたゴーヤです。
当時はゴーヤを見ても買うことはなかったのですが、インド人はどうやって食べてるんだろうという疑問は常に抱いていました。
冷蔵庫で徐々に増えるクセの強いゴーヤ、今こそ挑戦の時です。カレーの副菜として食べられるアチャールを作ってみましょう。
材料
テンパリング(後述)用
- オリーブオイル 大さじ2
- クミンシード(パウダーでなく粒の) 大さじ1
- カレーリーフ(なかなか手に入りませんが、もし有れば) 一枝分
- 唐辛子(今回たまたま青唐辛子があったので使いましたが、乾燥した鷹の爪で大丈夫です) 2本
調味料
- 酢 50CC
- 水 50CC
- 塩(できれば藻塩などちょっと美味しい塩を使ってください) 小さじ1
- おろしにんにく 小さじ1
- おろししょうが 小さじ1
- チリパウダー 小さじ1(辛いのが好きな方は増やしてください)
野菜
- ゴーヤ 1本
- 玉ねぎ 大1/2個
作り方
スパイスを植物油の中で弱火で炒めることで香りを引き出す工程をテンパリングと言います。
カレーを作る時にも行うものですが、これをやっていきます。
やや多めのオリーブオイルをフライパンに入れて、そこへクミンシードと軸から外したカレーリーフの葉と唐辛子を入れ、ごく弱火で温めます。
クミンシードとカレーリーフの良い香りがふわ~っと漂ってきたら薄くスライスしたゴーヤと同じようにスライスした玉ねぎを投入します。
ごく弱火のまま軽く炒めます。
野菜がしんなりしてきたら、色が鮮やかなうちに火を止めます。
次に調味料を調合します。
右上から時計回りにチリパウダー・おろししょうが・おろしにんにく・塩。
ここに酢と水を加えて大き目のボウルで混ぜます。
調合した調味料の入っているボウルに、しんなりしたゴーヤと玉ねぎを加えます。
野菜と調味料を和えます。
これをタッパーなどの保存容器に入れて冷蔵庫で冷やしながら数時間から一晩寝かせたら出来上がりです。
お酢の酸味とゴーヤの苦み、スパイスの香りとチリの辛みが混然一体となって、味わったことのない未知の味になっているのではないかとワクワクします。
明日はカレーを作って、一晩寝かせたこのゴーヤのアチャールと合わせて晩御飯を楽しみたいと思います。
今年のお盆は外出を憚られますが、その分、次々に収穫できる家庭菜園の野菜を使って作る料理が最高の楽しみになっています。
今できることをして、できるだけ心豊かに過ごしたいものですね。
ではまた。
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