この秋、大根・キャベツ・白菜・野沢菜・蕪・ロマネスコ・茎ブロッコリーの畝にトンネルを作って防虫ネットを被せました。
秋冬野菜を本格的に育てるのは初めてなので、少し面倒ですができる限りネットを被せて虫から護ろうとしています。
計5本のネットを張るために本や動画でいろいろ調べ、道具を揃え、やってみて、失敗して、やり直して・・・という感じでやりました。
いろいろ学ぶところがあったので、一本の記事にまとめておこうと思います。
トンネル作り・防虫ネット張りの道具
まずは道具から参りましょう。
トンネルの骨組みを作るのはアーチパイプというU字型のパイプです。
写真は白菜のトンネルに使ったものですが、写真真ん中から上が金属製、いちばん手前の青いのがプラスチック製です。
青いプラスチックのものは弾力があって、名前をダンポールといいます。
私はトンネルの中に定植をする時は、最初にこうしてアーチパイプを配置してからやった方がやりやすいと思っています。
白菜など背が高く横にも大きくなる野菜にはアーチパイプ、防虫ネットともに180センチ以上のものを選ぶことをお勧めします。
次はいわゆる上物を作るための道具です。
左下の虫除けネットから時計回りにパッカー大・小、Uピン、ガーデンクリップと言います。
どれもホームセンターの園芸コーナーに売っています。
ネットの張り方・テクニック
先ほどのアーチパイプにネットをかぶせ、裾を留めるというだけの作業ですが、少々テクニックを要します。
裾の留め方は、簡単なのは土の中に埋めてしまう方法ですが、そうするとネットを開くのが大変です。
大きく育つまでに施肥は間引きなど、ネットを開いてやることがいろいろあります。
ご紹介するのは夏にトマトなどの支柱に使ったイボダケと、先ほど出てきたUピンです。
ネットの裾に沿ってイボダケを置き、それをUピンでまたいで留めます。
指で押して差し込みます。
最後は足で踏んで
しっかり刺さりました。
これで強風にも負けません。
さらにパッカーでアーチパイプとネットを挟んで留めておくと、より強力になります。
先週の台風16号にもビクともしませんでした。
ネットを半開きにして作業する
パッカーはネットを開けて作業する時にも活躍します。
まくり上げたネットの端を留めておくことで作業がしやすくなります。
さっそく大根の間引きを行いました。
ネットを開けている時間をなるべく短くできるので、虫が入らないようにするためにこの方法は便利です。
この冬は自家製の野菜で鍋物を楽しめるといいなぁ。
ではまた。
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